審査員
各分野の専門家が、審査専用のアプリケーションを用いて「酒テイスティング」、「デザイン」、「フードペアリング」それぞれの審査を行います。
酒テイスティング審査
2025年より焼酎・泡盛テイスティング審査を新設!
日本酒テイスティング審査はイタリア酒ソムリエ協会が認定する日本酒ソムリエ資格保有者が、焼酎・泡盛テイスティング審査は同協会が認定する焼酎・泡盛ソムリエ資格保有者が審査を行います。
両審査とも、酒ソムリエの職業は大半が飲食店関係者であり、ワインソムリエ、レストラン経営者、シェフ、バーテンダーなど多岐にわたります。
審査員のクオリティを確保するため、審査員に事前に審査基準・技術向上を目的としたセミナーへの参加を義務付けています。
なお、欧州で活躍する日本酒専門家や教育者などをゲストとして審査員に迎えることがありますが、採点には反映しません。
デザイン審査
イタリア国内をメインに活躍するデザイン業界のクリエーターを審査員とします。具体的には、建築家、デジタルデザイナー、ファッションデザイナー、スタイリスト、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、写真家など幅広いジャンルから審査員を選び、あらゆる角度からデザイン性や機能性を評価します。また、実際に商品を選ぶデパートやチェーンストアなどのバイヤーにも参加してもらい、イタリア消費者目線からも審査します。
フードペアリング審査
特に経験が豊富な酒ソムリエに加え、シェフや料理評論家などが審査を行います。
このように、食のスペシャリストがイタリア料理と出品酒のマリアージュと新たな可能性を探ります。
濃厚な香りと甘くて繊細な味を持つパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズとサン・ダニエーレ産生ハム、そして2025年度はイタリアが誇る美食であるフレッシュ・トリュフをペアリング食材として掲げ、日本酒との相性の可能性に迫ります。
この新しい試みにはイタリア食品業界からも大きな期待が寄せられています。